葬儀は突然その時が来ることが多く、悲しみの中で短時間に多くの判断を迫られます。事前に準備しておくことで、落ち着いて故人を送り出すことができます。
事前に準備しておくこと
葬儀社を決める
- 複数の葬儀社に事前相談する
- 見積もりを比較する(追加費用の有無に注意)
- 互助会や葬儀保険に加入している場合は確認
- ポイント:事前に決めておくと、いざという時に慌てない
葬儀の形式を決める
- 一般葬:広く告知し、多くの弔問客を受け入れる
- 家族葬:家族・親族と親しい友人のみ(10〜30名)
- 一日葬:通夜を省略し、告別式と火葬を1日で行う
- 直葬(火葬式):式を行わず、火葬のみ
- 故人の希望があればそれを優先する
遺影写真を用意する
- 正面を向いた、表情の良い写真を選ぶ
- できれば最近(1〜5年以内)の写真
- データで保存しておくと加工しやすい
- ポイント:元気なうちに「この写真を使ってほしい」と伝えておく
参列者リストを作る
- 必ず連絡する人(家族、親族)
- 連絡する人(友人、職場関係、近所の方)
- 連絡先(電話番号)を一覧にしておく
- 家族葬の場合は「参列を遠慮いただく方」への案内文も準備
宗教・宗派を確認する
- 菩提寺がある場合は連絡先を確認
- 宗派によって葬儀の作法が異なる
- 無宗教葬を希望する場合はその旨を記録しておく
逝去後すぐにやること
搬送の手配
- 葬儀社に連絡(病院で亡くなった場合は病院からも案内あり)
- 安置場所を決める(自宅または葬儀社の安置施設)
- 死亡診断書を受け取る
葬儀社との打ち合わせ
- 日程の決定(火葬場の空き状況に左右される)
- 式場の選定
- プランの確定(祭壇、棺、花など)
- 料理、返礼品の手配
- 費用の最終確認
関係者への連絡
- 親族への電話連絡
- 職場への連絡
- 町内会・自治会への連絡(必要に応じて)
- 寺院・僧侶への連絡
通夜の準備
持ち物・服装
- 喪服(準喪服:ブラックスーツ・ブラックフォーマル)
- 数珠
- ハンカチ(白または黒)
- 袱紗(香典返し用)
- 故人の思い出の品(飾る場合)
通夜の流れ
- 受付設置・準備
- 僧侶の到着・打ち合わせ
- 通夜式(読経30〜40分、焼香)
- 喪主挨拶
- 通夜振る舞い(食事)
葬儀・告別式
当日の流れ
- 式場の最終確認
- 弔辞・弔電の確認
- 葬儀式・告別式
- 喪主挨拶
- 出棺
- 火葬(約1〜2時間)
- 骨上げ(収骨)
- 精進落とし(食事)
喪主挨拶のポイント
- 故人との関係を簡潔に
- 参列のお礼を述べる
- 生前のエピソードを短く
- 今後のお付き合いのお願い
- 1〜2分程度にまとめる
葬儀後にやること
お礼と報告
- 弔問客へのお礼状(香典返し)
- 参列できなかった方への報告
- 葬儀社への支払い
各種届出
- 死亡届の提出(7日以内)
- 健康保険の届出
- 年金受給停止の届出
- 詳しくは死後手続きチェックリストを参照