エンディングノートを始めようと思ったとき、最初に迷うのが**「紙のノートとアプリ、どちらを使うべきか」**という問題です。
書店には多くのエンディングノートが並び、スマホのアプリストアにもさまざまなサービスがあります。この記事では、それぞれの特徴を比較し、あなたに合った選び方を提案します。エンディングノートは終活の始め方の中でも最初の一歩としておすすめです。
紙のエンディングノート
代表的な紙のエンディングノート
- コクヨ「もしもの時に役立つノート」:文房具メーカーならではの書きやすさ。項目が具体的で迷いにくい
- 市販の終活ノート各種:書店の終活コーナーに多数。価格は1,000〜2,000円程度
- 自治体配布のエンディングノート:無料で入手可能な場合も。自治体の窓口で確認を。厚生労働省も人生会議(ACP)の取り組みの中でノートの活用を推奨しています
紙のメリット
- 手に取りやすい:書店や100円ショップでも購入可能
- デジタルに不慣れでも使える:手書きなので誰でも始められる
- 温もりがある:手書きのメッセージは家族にとって宝物になる
紙のデメリット
- 更新が大変:情報が変わるたびに書き直す必要がある
- 紛失・災害リスク:火災や水害で失われる可能性
- 見つけてもらえないリスク:保管場所を家族が知らないと意味がない
- セキュリティ:見られたくない情報も手に取れば読める
なお、エンディングノートと遺言書の違いについても理解しておくと、より適切な使い分けができます。
アプリ・デジタルのエンディングノート
デジタルのメリット
- いつでも更新できる:情報の変更があればすぐに編集可能
- 紛失しない:クラウドに保存されるため災害にも強い
- 共有が簡単:指定した家族にデジタルで届けられる
- セキュリティ:パスワードや暗号化で保護される
- ガイド付き:何を書けばいいか迷わないようナビゲーション
デジタルのデメリット
- スマホ操作に慣れが必要:デジタルに苦手意識がある方にはハードルが高い場合も
- サービス終了リスク:提供会社がなくなる可能性(信頼できるサービスを選ぶことが重要)。データの安全管理については総務省のセキュリティガイドも参考になります
比較表:紙 vs アプリ
| 比較項目 | 紙のノート | アプリ |
|---|---|---|
| 始めやすさ | ◎ | ○ |
| 更新しやすさ | △ | ◎ |
| 紛失リスク | △ | ◎ |
| セキュリティ | △ | ◎ |
| 家族への共有 | △ | ◎ |
| 温もり・手書き感 | ◎ | △ |
| 費用 | 1,000〜2,000円 | 無料〜月額制 |
おすすめの選び方
紙がおすすめな人
- デジタル機器にあまり触れない方
- 手書きで想いを残したい方
- まずは気軽に始めてみたい方
アプリがおすすめな人
- スマホを日常的に使っている方
- 情報を頻繁に更新したい方
- 家族と離れて暮らしている方
- セキュリティを重視したい方
紙とデジタルの併用もおすすめ
実は両方使うのが最も安心です。
- 事実情報(口座、パスワード、連絡先) → アプリで管理(更新が簡単&セキュア)
- 想いやメッセージ → 紙に手書き(温もりが伝わる)
- デジタル遺品の整理 → アプリの方がデジタル資産の管理と相性が良い
そなえ:デジタルエンディングノートの新しい選択肢
「そなえ」は、終活に特化したデジタルサービスです。
- ガイド付き入力:何を書けばいいか迷わない
- 安全な保管:クラウドに暗号化して保存
- もしもの時に届く:指定した家族に自動で通知
- スマホで完結:いつでもどこでも更新可能
「紙のノートを買ったけど、結局書かないまま引き出しの奥に…」という経験がある方こそ、デジタルで始めてみることをおすすめします。
もっと詳しいアプリ比較を見る
各サービスの機能を表で比較した詳しい記事もあります。アプリ選びで迷っている方はエンディングノートアプリ比較2026年版をご覧ください。
まとめ
エンディングノートは、始めることが最も大切です。
紙でもアプリでも、自分が続けやすい方法を選びましょう。大事なのは形式ではなく、家族のために情報と想いを残しておくこと。
まだ始めていない方は、今日がその「始める日」にしてみませんか。